中小企業経営

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第114回 ゼロ・ゼロ融資先の倒産増加~その傾向と対策~

足元で、ゼロ・ゼロ融資先の倒産が増加しています。ゼロ・ゼロ融資の功罪や倒産動向を確認しながら、倒産を回避するための対策について、政府や金融機関、そして経営者の立場から検討してみます。
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第101回 人的資本経営と従業員エンゲージメント~企業は人なり(その3)

人的資本経営の実践により付加価値や生産性をあげることができると思います。人的資本経営を実践するうえで最も重要なことは、従業員エンゲージメントの向上であると考えます。従業員エンゲージメントが高い組織では、組織力が強まり、ひいては業績の向上が期待できるようになるのです。
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第97回 ~日本的経営を見直そう-人手不足時代の経営~企業は人なり(その2)

日本的経営は、長期的な視点に立って人を大切にするという、日本社会の価値観を反映した経営の考え方です。 これらの慣習が持つメリットは、日本経済の発展を支えてきた企業経営のベースであり、普遍的な価値を持っていると考えます。現代社会においても、日本的経営の本質的な価値を今一度、見直してみることも必要なことだと思います。
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第93回 ~「合理と情理」そして「自利利他の精神」~企業は人なり(その1)

経営者が持続可能な企業として経営を続けていくためには、合理的な判断、意思決定が最も重要なことですが、表裏一体で人の心の動きや感情にも配慮する「情理」も大切だと思います。 「合理」と「情理」の匙加減、そして「自利利他の精神」、それが「人に寄り添う心の経営」の第1歩だと確信しています。
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第88回 「数字とお金を判断基準に!」経営基盤を固めることの重要性(その3)

強固な財務体質とは、企業が安定的に推移するための「資金繰り力」を意味していると捉われがちですが、そうではありません。重要なのは、強固な財務基盤体質を維持し続ける自己資本の充実が大切なのです。自己資本の充実に向けた高収益体質のビジネスモデルの構築が最重要課題です。
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第87回 「100年企業を目指せ!」経営基盤を固めることの重要性(その2)

企業が継続的に成長していくためには、事業活動の範囲を設定し、自社の強みを活かした経営資源を集中して投資することが必要です。業務プロセスに課題があると、人や時間当たりの生産性が低下したり、事業の期待利益を確保出来なくなったりして、企業の存続にも影響します。 業務基盤を確立することは、この業務プロセスの見直しを行い、利益最大化を目指して「効率化によるさらなる利益の最大化」「業務の標準化による業務プロセスの最適化」「各業務で懸念されるリスクの回避」を図ることです。
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第86回 「仕組みで動く!」経営基盤を固めることの重要性(その1)

我々を取り巻く経済環境や経営環境が目まぐるしく変化し、先行きの予測が困難な現代社会を表した言葉です。こうした時代を生き抜くためには、やはり「経営基盤の強化」が必要だと思います。① 組織基盤、② 事業基盤、③ 業務基盤、④ 財務基盤が重要な構成要素です。
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第73回 【2000字commentary】事業計画に魂を入れよう!

不測事態、想定外の事象が発生する確率が高まっている現代の経営環境では、将来のあるべき姿、目指すべきゴールに向けて、より具体的な行動計画を5W1Hで策定し、小刻みにモニタリングし、見直しをかけながら進めていくことが環境変化に即応できる「強い組織」に繋がるのです。
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第72回 創業支援

日本は、先進国に比べて起業家育成の環境が整備されていません。 また、起業しても事業を継続することは難しいものです。 持続可能な事業の展開に向けて起業家にとって重要なことは、大きく分けると次の2つです。 1つ目は、将来のあるべき姿、起業家・経営者の夢を描くこと 2つ目は、その夢の実現に向かって、行動すること
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第71回 歴史に学ぶ持続可能な組織作り

日本の長い歴史の中から平家物語の冒頭のくだり、徳川家康の遺訓等、一部を切り取り、歴史に学ぶ持続可能な組織作りを考えてみました。過去の成功事例、失敗事例を紐解くことで、より身近に感じることが出来ると思った次第です。