第90回 アラ還爺 雄蕊覚蔵の呟き「書斎にエレキとノートパソコンを頂戴!」

コラム

「こんにちは、かんれき財務経営研究所の雄蕊覚蔵です!」第90回は「書斎にエレキとノートパソコンを頂戴!」と題して、久しぶりに呟いてみます。

 

このブログを開設したのは2020年6月。新型コロナウイルス感染拡大の影響が社会に拡がっている真只中の頃です。緊急事態宣言が発出され、営業自粛が社会的要請になり、飲食店や観光関連産業では資金繰りに窮する事態が起きていました。

一応、財務コンサルタントを気取っていた「かんれき財務経営研究所」としては、何か社会に貢献できる情報を発信できればいいなという思いからこのブログを開設することにしました。

月4回の投稿を自身にノルマとして課しておりましたが、最近は月1回程度の投稿にペースが落ちていました。
その理由は、ここ2年ほど、大きなプロジェクトに参画させていただき、それに集中する時間が必要となったためです。なかなかブログのテーマや内容を考える余裕も持てず、執筆活動が進まない状況にありました。

今回その背負っていた重い荷物を降ろすことが出来ました。肩の荷が下りたので、これを機に「かんれき財務経営研究所の原点・基本」に帰ってみようと思います。

ブログ開設から2年が過ぎ3年目の今年、手前味噌な話になりますが、最大瞬間風速ですが、直近30日間にこのブログを訪れていただいた方は、延べ800人近くになりました。多い日には、1日60人以上の方がこのブログを訪れていただいています。
開設当初は、こんなに多くの方に訪れていただけるとは想像もしていませんでした。折角なので、このブログのこれからの目標として「開設5年目までに月1,000人のユーザーの方が訪れてくれるブログに成長させる」ことを掲げようと思います。
もうとっくに還暦過ぎた爺が手掛けるマイナーなブログですが、中小企業の財務を基軸に中小企業経営者や経営幹部の方に役立つ情報の提供を継続していきたいと思っています。より充実した内容を目指して精進するとともに月4回投稿のノルマを復活させてみようと思います。
目標を掲げるのも決して数を競うことが目的ではなく、中小企業経営者の方々に有意義な情報を提供することが目的です。ブログの内容が有意義なものであれば、訪問していただける方の数も増えるでしょうし、多くの方に役立つ情報であるならば多くの方に見ていただきたいという気持ちにもなります。そういう目的で、数多くの方に訪問していただけるようブログの内容をより充実したものにしていこうと思っています。

改めて、これまでにこのブログを訪れていただいた皆様に心から感謝申し上げます。
また、初めてこのブログを訪れていただいた方には、これからもよろしくお願いします。

気がつけば40年間、中小企業金融の世界で飯を食ってきました。
40歳で課長職に就いて以降、振り返れば趣味らしい趣味もないまま過ごしてきましたが、趣味を持つことも必要と思い、2022年6月からエレキギターを練習することにしました。エレキギターは高校時代に少しかじったことがある程度ですが、およそ45年ぶりにエレキギターを手に入れて時間を見つけては練習しています。この半年で4曲マスターしました。

金融機関勤務当時は、融資業務、債権管理業務の両面から貸し手の立場として企業と接する中で「企業を見る目」を養うことが出来たと思っています。また、ここ7年は、中小企業財務、中小企業経営の現場に入り込むことによって、身をもって中小企業経営の実態を把握することが出来、中小企業が抱える様々な課題や問題点を事実として浮き彫りにすることが出来たと思っています。
こうした現場での実体験で手に入れた経験と勘と度胸は、これからも武器になると思っています。60歳で開業という目標を定めて金融機関を早期退職したときと今では、知識もスキルも我ながら随分成長したと感じています。

前回のブログで紹介しましたが、「ゼロゼロ融資の借換保証制度」がスタートし、今年の夏以降、ゼロゼロ融資の元金返済が始まる企業が増加すると見込まれています。
今回の借換保証制度のポイントは、「一定の要件を満たした中小企業者が、金融機関との対話を通じて「経営行動計画書」を作成したうえで、金融機関による継続的な伴走支援を受けることを条件に」という項目にあります。
「経営行動計画書」は、中身をきちんと読んだわけではありませんが、政府の決めた「総合経済対策」だけに頼るのではなく、中小企業の経営者が自立して収益力の改善等に自らが取り組まなければならないということを意味していると思います。
中小企業を巡る経営課題が多様化・複雑化する中では、経営者一人では解決できないことも多く、金融機関が伴走して専門制の高い支援を行うことを条件にしているのです。
今回の借換保証に付された条件は、「かんれき財務経営研究所」の考え方のベースと共通の認識だと理解していますので、このブログを通じて「関連する情報」も提供したいと考えております。

少しタイミングがズレ、季節外れになりましたが、今年の干支について考えてみます。
2023年は、干支でいうと癸卯になります。十干の10番目にあたる癸と、十二支の4番目にあたる卯の組み合わせで、十干十二支では40番目にあたる組み合わせです。陰陽五行説では、癸が水の陰のエネルギーを表し、卯が木の陰のエネルギーを表します。
<癸の意味>
「癸」は雨や露、霧など、静かで温かい大地を潤す恵みの水を表しています。十干の最後にあたる癸は、生命の終わりを意味するとともに、次の新たな生命が成長し始めている状態を意味しています。

<卯の意味>
「卯」は穏やかなうさぎの様子から安全、温和の意味があります。また、うさぎのように跳ね上がるという意味があり、卯年は何かを開始するのに縁起がよく、希望があふれ、景気回復、好転するよい年になると言われています。

十二支や十干は数や方角だけでなく、それぞれ独自の意味を持っています。今年の干支である癸卯には「これまでの努力が花開き、実り始めること」といった縁起のよさを表しているといえます。
これまでの努力が実を結び、勢いよく成長し飛躍するような年になると期待が持てそうです!

書斎にエレキギターとノートパソコンを備えて・・・

投稿者プロフィール

矢野 覚
矢野 覚
LINK財務経営研究所 代表 
1982年 4月 国民金融公庫入庫
1993年 4月 公益法人日本生産性本部経営コンサルタント養成講座派遣
2015年 3月 株式会社日本政策金融公庫退職
2015年10月 株式会社山口経営サポート(認定支援機関)入社
2019年12月 同社 退社
2020年 2月 LINK財務経営研究所 設立
2022年 5月 健康経営アドバイザー
2022年 7月 ドリームゲートアドバイザー
中小企業金融の現場で、33年間、政府系金融機関の担当者~支店長として事業資金融資の審査(与信判断)や企業再生支援、債権回収業務に従事するとともにそれに関する稟議書の起案・決裁に携わっていました。
その後、中小企業の財務責任者として資金調達、経営改善業務をお手伝いさせていただき、短期間で赤字体質の中小企業を黒字体質に改善するコトができました。
こうした経験を活かして、「財務の力でヒトとカイシャを元気にする」ために、小規模事業者・中小企業の皆さまのお役に立ちたいと考えています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました