組織・組織運営

第110回 「働きアリの法則」と「多様なジンザイ」の特性を活かした組織運営

どのような組織でも人員の構成比率は、上位2割、中位6割、下位2割となります。各層にいる「ジンザイ」は7つの漢字表記に分類することができます。各層、各漢字表記で示される多様なジンザイに個別対応したきめ細かな施策を講じ、育成していくことが大切です。
マネジメント

第109回 黒字社長と赤字社長では何がどう違うのか ~125項目のチェックリストで確認してみる~

黒字社長と赤字社長の違いについて、チェックリストにまとめてみました。確認項目を参考に、社長自身の経営に対する姿勢や考え方を振り返っていただき、自社を取り巻く全ての人の幸せのために黒字経営が続くことを願っています。
財務

第105回 管理会計を基準にした粗利管理

業種によって、その利益管理の方法は異なります。管理すべき粗利をどう設定するかといったことを検討し、自社に見合った利益管理の方法を決めて、継続的に管理することが経営の条件である長期利益の獲得と持続可能な企業経営に繋がると思っています。
中小企業経営

第101回 人的資本経営と従業員エンゲージメント~企業は人なり(その3)

人的資本経営の実践により付加価値や生産性をあげることができると思います。人的資本経営を実践するうえで最も重要なことは、従業員エンゲージメントの向上であると考えます。従業員エンゲージメントが高い組織では、組織力が強まり、ひいては業績の向上が期待できるようになるのです。
スキルアップ

第99回 四次元的思考~時間軸でも考える~

「四次元的思考」とは、物事を俯瞰的に捉え、さらに時間軸も加えた思考法のことです。VUCA時代の経営ではより高次元な思考法を身につけて、迅速かつ的確に状況判断をする必要性が高まっています。
中小企業経営

第97回 ~日本的経営を見直そう-人手不足時代の経営~企業は人なり(その2)

日本的経営は、長期的な視点に立って人を大切にするという、日本社会の価値観を反映した経営の考え方です。 これらの慣習が持つメリットは、日本経済の発展を支えてきた企業経営のベースであり、普遍的な価値を持っていると考えます。現代社会においても、日本的経営の本質的な価値を今一度、見直してみることも必要なことだと思います。
資金繰り

第94回 資金繰りに慌てない資金管理(キャッシュフロー管理)の仕方

資金繰りに慌てない資金管理(キャッシュフロー管理)のキモは、毎月、月次の決算が終わったときに、簡便な営業CFと財務CFの把握の仕方を活用して自社のキャッシュフローがどういう構成になっているかを把握することです。
中小企業経営

第93回 ~「合理と情理」そして「自利利他の精神」~企業は人なり(その1)

経営者が持続可能な企業として経営を続けていくためには、合理的な判断、意思決定が最も重要なことですが、表裏一体で人の心の動きや感情にも配慮する「情理」も大切だと思います。 「合理」と「情理」の匙加減、そして「自利利他の精神」、それが「人に寄り添う心の経営」の第1歩だと確信しています。
財務

第92回 経営者が押さえるべき3つの数字~現預金 借入金 純資産(自己資本)~

経営者が押さえるべき重要な3つの数字は現預金と借入金と純資産(自己資本)です。 経営者の方は、決算書が出来上がるとどうしても売上高や営業利益、経常利益、税引後当期純利益といった損益計算書に計上されている勘定科目に目が行ってしまいがちですが、実は貸借対照表に計上されている現預金や短期借入金、長期借入金、純資産に目を向けることが大切なのです。
資金繰り

第89回 【2000字commentary】コロナ借換保証~民間ゼロゼロ融資等の返済負担軽減のための保証制度~

今回創設されるコロナ融資の借換保証制度は、返済負担軽減のみならず、新たな資金需要がある場合にも活用可能です。一定の要件を満たした中小企業者が、金融機関との対話を通じて「経営行動計画書」を作成したうえで、金融機関による継続的な伴走支援を受けることを条件に、借入時の信用保証料を大幅に引き下げる制度で、2023年1月10日より開始となります。