マネジメント

第98回 3つの「信」で組織を動かす

企業にとって人財こそが「資本」であり「最大の武器」です。「信念」「信用」「信頼」をベースに「きめ細かなコミュニケーション」と「信じて引き出すリーダーシップ」を発揮し、能力に応じた適材適所を実践すれば、組織は必ずその力と輝きを放つものです。
中小企業経営

第97回 ~日本的経営を見直そう-人手不足時代の経営~企業は人なり(その2)

日本的経営は、長期的な視点に立って人を大切にするという、日本社会の価値観を反映した経営の考え方です。 これらの慣習が持つメリットは、日本経済の発展を支えてきた企業経営のベースであり、普遍的な価値を持っていると考えます。現代社会においても、日本的経営の本質的な価値を今一度、見直してみることも必要なことだと思います。
人財育成

第96回 センスのある経営人財の育て方

経営者の重要な仕事は、経営センスのある人財を見極めて育成し、経営陣として抜擢することです。それができている企業と社員を担当者としてしか識別できない企業とでは、その差が非常に大きくなり、企業の持続可能性にも影響してきます。
中小企業経営

第95回 稼ぐ経営者の「経営センス」

今日のような変化の激しい時代で生き残るための最低条件は「スピード」です。未来に目を向け仮説を持ちながら主体的に動き、スピーディに意思決定できる企業が今後は生き残っていきます。VUCA時代にも生き残れる強い企業になるには、経営者や経営幹部が「経営センス」を身につけブラッシュアップすることが必要なのです。
資金繰り

第94回 資金繰りに慌てない資金管理(キャッシュフロー管理)の仕方

資金繰りに慌てない資金管理(キャッシュフロー管理)のキモは、毎月、月次の決算が終わったときに、簡便な営業CFと財務CFの把握の仕方を活用して自社のキャッシュフローがどういう構成になっているかを把握することです。
中小企業経営

第93回 ~「合理と情理」そして「自利利他の精神」~企業は人なり(その1)

経営者が持続可能な企業として経営を続けていくためには、合理的な判断、意思決定が最も重要なことですが、表裏一体で人の心の動きや感情にも配慮する「情理」も大切だと思います。 「合理」と「情理」の匙加減、そして「自利利他の精神」、それが「人に寄り添う心の経営」の第1歩だと確信しています。
財務

第92回 経営者が押さえるべき3つの数字~現預金 借入金 純資産(自己資本)~

経営者が押さえるべき重要な3つの数字は現預金と借入金と純資産(自己資本)です。 経営者の方は、決算書が出来上がるとどうしても売上高や営業利益、経常利益、税引後当期純利益といった損益計算書に計上されている勘定科目に目が行ってしまいがちですが、実は貸借対照表に計上されている現預金や短期借入金、長期借入金、純資産に目を向けることが大切なのです。
中小企業経営

第91回 経営戦略と事業計画~事業計画が「絵に描いた餅」にならないために~

事業計画が実行されるには「経営理念」「経営戦略」「経営計画」等による企業としての方針や方向性が明確になっており、経営者をはじめ、経営幹部そして現場スタッフにまで浸透していることが大前提になるのです。
資金繰り

第89回 【2000字commentary】コロナ借換保証~民間ゼロゼロ融資等の返済負担軽減のための保証制度~

今回創設されるコロナ融資の借換保証制度は、返済負担軽減のみならず、新たな資金需要がある場合にも活用可能です。一定の要件を満たした中小企業者が、金融機関との対話を通じて「経営行動計画書」を作成したうえで、金融機関による継続的な伴走支援を受けることを条件に、借入時の信用保証料を大幅に引き下げる制度で、2023年1月10日より開始となります。
中小企業経営

第88回 「数字とお金を判断基準に!」経営基盤を固めることの重要性(その3)

強固な財務体質とは、企業が安定的に推移するための「資金繰り力」を意味していると捉われがちですが、そうではありません。重要なのは、強固な財務基盤体質を維持し続ける自己資本の充実が大切なのです。自己資本の充実に向けた高収益体質のビジネスモデルの構築が最重要課題です。