リスクマネジメント

第108回 組織崩壊を未然に防ぐガバナンスの強化

ガバナンスの強化は守備範囲が広く、取り組みに億劫かもしれませんが、その必要性・重要性をしっかり認識し、取り組むという強い意思を持つことで実現可能です。企業としての基盤が固まれば、従業員の「心理的安全性」も担保され、組織崩壊の予兆の課題解決に繋がるのです。 経営者自身のホンキのヤル気の持ち様が分水嶺なのです。
マネジメント

第107回 人を動かす真の優しさとは~仏の心と鬼の心~企業は人なり(その4)

人手不足が続く中、経営上の最重要キーワードは「少数精鋭」です。限られた人財を活用し、生産性を上げていくためには「人を動かす真の優しさ」が必要です。偉業を成し遂げた経営者の「人を動かす真の優しさ」には「仏の心」と「鬼の心」が共存していました。
財務

第105回 管理会計を基準にした粗利管理

業種によって、その利益管理の方法は異なります。管理すべき粗利をどう設定するかといったことを検討し、自社に見合った利益管理の方法を決めて、継続的に管理することが経営の条件である長期利益の獲得と持続可能な企業経営に繋がると思っています。
マネジメント

第103回 「経営すること」「管理すること」「運営すること」の違い

経営の目的達成に向けて、戦略・戦術を実行するためには、「経営すること」「管理すること」「運営すること」の違いを理解し、必要な役割や権限を整理し、実行するという経営機能の発揮ができる組織の運営体制の整備が大切なのです。
スキルアップ

第102回 話が通じにくく、扱いが難しいと感じる人との接し方

話が通じにくく、扱いが難しいと感じる人との接し方については、実際の現場でも、なかなか上手くコミュニケーションが取れず、その解決に苦心するテーマですが、同じ悩みを持つ人も多いのではないかと思い、あえてその対処法考えてみることにしました。
中小企業経営

第101回 人的資本経営と従業員エンゲージメント~企業は人なり(その3)

人的資本経営の実践により付加価値や生産性をあげることができると思います。人的資本経営を実践するうえで最も重要なことは、従業員エンゲージメントの向上であると考えます。従業員エンゲージメントが高い組織では、組織力が強まり、ひいては業績の向上が期待できるようになるのです。
スキルアップ

第99回 四次元的思考~時間軸でも考える~

「四次元的思考」とは、物事を俯瞰的に捉え、さらに時間軸も加えた思考法のことです。VUCA時代の経営ではより高次元な思考法を身につけて、迅速かつ的確に状況判断をする必要性が高まっています。
マネジメント

第98回 3つの「信」で組織を動かす

企業にとって人財こそが「資本」であり「最大の武器」です。「信念」「信用」「信頼」をベースに「きめ細かなコミュニケーション」と「信じて引き出すリーダーシップ」を発揮し、能力に応じた適材適所を実践すれば、組織は必ずその力と輝きを放つものです。
中小企業経営

第97回 ~日本的経営を見直そう-人手不足時代の経営~企業は人なり(その2)

日本的経営は、長期的な視点に立って人を大切にするという、日本社会の価値観を反映した経営の考え方です。 これらの慣習が持つメリットは、日本経済の発展を支えてきた企業経営のベースであり、普遍的な価値を持っていると考えます。現代社会においても、日本的経営の本質的な価値を今一度、見直してみることも必要なことだと思います。
人財育成

第96回 センスのある経営人財の育て方

経営者の重要な仕事は、経営センスのある人財を見極めて育成し、経営陣として抜擢することです。それができている企業と社員を担当者としてしか識別できない企業とでは、その差が非常に大きくなり、企業の持続可能性にも影響してきます。